買い足すのは「引き算されたデザイン」人気スタイリストが買った「夏のシンプルな服」
増やすなら「イメージと逆を行く」シンプルな服 「手堅さのあるアイテムで飽きないデザイン」というギャップを基準に、GISELeスタイリスト・樋口かほりさんが今気になっているものをリサーチ。大人に似合うカジュアルをモットーに、シンプルをこよなく愛する樋口さんの目にとまったものとは? ≫【この記事の写真・コーディネートやアイテムのプライスや詳細▶全30点の一覧】「ポイントはギャップがあるかどうか」人気スタイリストが選んだ「夏のシンプルな服」その理由と使い方
■「足すより引く」デザイン性 「黒だから試せる、前後の大胆なギャップが印象的な1枚。今回はクロスストラップのインナーを合わせましたが、秋からはリブタートルでもいい。引き算されたデザインなら、アレンジで変われるよさがあります」(樋口さん) 黒バックオープンリネンジャケット/ジア ストゥディオス(ガリャルダガランテ 青山店) 中に着た黒ボディースーツ/オールド イングランド(オールド イングランド 銀座店) ベージュレギンスパンツ/TODAYFUL(Life’s 代官山店) ■「デニムに合う首のつまり具合」を重視 「ネックラインは詰まっているほうが、デニムやチノなどカジュアルなボトムとのバランスがとりやすい。ロンTは通常の半そでTシャツのようなドライな風合いではなく、しっとりとしたブラウスのような軽やかな風合いで品よく見えるタイプを選ぶのがポイント。シーズンを問わずに長く使えて、白Tをきちんと着たいときにもおすすめです」(樋口さん) ロングTシャツ/ロエフ(ユナイテッドアローズ 原宿本店) ■「アクセでふり幅が広がる」プレーンな1枚 3サイズのうち、靴がやや隠れる長め丈を選び、靴の要素をおさえると、よりシンプルな見た目がかない、ほかの小物が映えやすくなる(樋口さん) ワンピース/takes.(Shinzone ルミネ新宿店) 【スタイリスト・ 樋口かほりさん】 毎号表紙も担当するGISELeの看板スタイリスト。リアリティのあるアイテム選びの提案と肩の力を抜いて着られる、シンプルカジュアルなスタイリングは毎号多くの反響が。
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