100年に1度咲くと言われる花 開花の様子に「こんなに背が高いとは」
開花した株は大往生を迎えているが、命のバトンが継がれた
@irohizaさんは投稿に続く形で、リュウゼツランのその後の様子も紹介しました。 「8万いいねありがとうございます! このリュウゼツランはまもなく命が尽きます。小さな赤ちゃんリュウゼツランが生まれましたので、新しい命のバトンを継いでもらいます。また100年後にお会いしましょう!」 そんな書き込みには、大往生を迎えるリュウゼツランと、その下に生えた新たな株の写真が添えられています。これから先何十年と受け継がれていくであろう姿からは、神秘的な雰囲気が感じられますね。
日本国内で消費されている花きの額は1兆円を超える
「100年に1度咲くと言い伝えられている花」が話題となったことに関連し、ここからは国内の花き(観賞の用に供される植物)の生産・流通の状況について紹介します。 農林水産省が令和6年4月に公表した「花きの現状について」をもとに見ていきましょう。 花きの「国内生産者販売農家」は4.0万戸で、生産額は3519億円。輸入額は518億円です。 それらのうち卸売市場を経由して取り扱われるものは、7割程度の3473億円です。残りの約3割は、市場外で取引されているそうです。 日本国内で消費されている花きの金額は「1.1兆円」となっています。そのうち個人消費は8813億円、業務用需要は2100億円。輸出の額は85億円であることが明らかになっています。
Xでは「こんなに背が高いとは」「竜が昇っているようだ」など驚きの声も
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「100年に一度咲くと言われる花」が開花した様子を紹介しました。 返信欄には「すごい! どんな香りなんだろう…」「初めて見た、こんなに背が高いんですね」「漫画みたい花があるんですね」「なんて神秘的」「大きい! 登る竜のようで、縁起がいいな」といった具合に、驚いた人からの声が寄せられています。 ほかにも「通勤途中で目にします」「前に開花したのを何気なく見たことがありましたが、そんな珍しい物だったとは」「うちでもリュウゼツラン科の植物が開花したことがあります」などの体験談も集まり、ポストは賑わっています。
参考資料
・@irohiza ・農林水産省 花きの現状について(令和6年4月) ・PRTIMES 数十年に1度咲く花「リュウゼツラン」の茎が開花間近!
小野田 裕太