高橋克典 初共演の萩原健一と「いつでもやってやると思ってた」
NHKで9月から放送予定のラグビーを題材とした高橋克典の主演ドラマ「不惑のスクラム」の取材会が30日午後、大阪市中央区のNHK大阪放送局で行われ、高橋と妻役の戸田菜穂が出席。高橋は撮影を振り返り「かっこわるいおやじたちの、かっこわるい青春ドラマです。来年のラグビーワールドカップの前哨戦にもなれば」と話していた。 【拡大写真付き】猛暑の中でロケを行った高橋克典、萩原健一ら豪華出演陣の写真ズラリ
共演は萩原健一、戸田菜穂、渡辺いっけい、村田雄浩ら
このドラマの舞台は大阪。ある日、刑務所を出所して死に場所を探して河川敷を歩いていた高橋演じる丸川良平が、偶然出会った40歳以上の選手による大阪の「不惑ラグビー」チームの仲間と格闘の末に別れた家族と再会するまでを描くもの。 共演は萩原健一、戸田菜穂、渡辺いっけい、村田雄浩、竹中直人らで、大阪など関西を中心にロケが行われた。30日も撮影が行われていたそうで、高橋は「(今日は)7話の大きなシーンを戸田さんとやらせていただいて、相手役が戸田さんですごくうれしかったなと感謝しています」と日焼けした笑顔で話していた。
戸田菜穂「ラグビー仲間、うらやましくなるような親密さ」
戸田は「さっきまで河原で10ページに及ぶシーンを撮ってまして、熱がさめないんですけど。大阪に来るたびにみなさんすごく仲良くなって。炎天下の中撮影は大変だったと思いますが、うらやましくなるような親密な感じもあって、すごくそれが画面に出てました」と話していた。
高橋「(ショーケンさんが)大好きなだけにやり取りが楽しかった」
取材会では、共演した萩原のことも話題に。高橋は「僕は『傷だらけの天使』をみていた世代なので、大好きなだけにやりとりが楽しかった。本読みの時はバトルですから、けっこういろんなことがありました。僕は(そういうことになったら)いつでもやってやると思ってたんで。戦い方までシミュレーションしてました」と笑顔で話す。しかし「言ってみれば、練習しないでトリプルトゥループを飛べちゃったみたいな人ですからね。学ぶことがすごくありました。おもしろい人ですよね」と、うれしそうに続けていた。