【ステイヤーズS】年イチ特殊条件で「鉄板級攻略法」が導き出す至高の1頭
12月2日(土)に開催されるステイヤーズステークス(G2、中山芝3600m)。JRA重賞では最も長い距離を走るレースであり、中山芝3600mコースはこのためだけに使用されます。冬競馬の始まりを告げる風物詩としてもおなじみですね。 そんなステイヤーズSですが、驚くほど簡単な鉄板級攻略法が存在します。それは「リピーター」を狙うこと! 過去10年の結果を調べたところ、馬券になった30頭のうち、以前にもステイヤーズSに出走経験のあった馬は延べ14頭。そのうち延べ12頭が過去のステイヤーズSで1~3着に入ったことがありました。 ▼ステイヤーズS上位馬過去同レース成績 (※過去10年、3着内に限る) 22年1着 シルヴァーソニック →21年3着 22年3着 ディバインフォース →21年1着 19年1着 モンドインテロ →18年3着、16年3着 19年2着 アルバート →17年1着、16年1着、15年1着 16年2着 ファタモルガーナ →14年2着、12年2着 14年1着 デスペラード →13年1着、12年3着 13年3着 トウカイトリック →12年1着、11年3着、09年4着 08年8着、07年4着、06年2着 2015~17年に3連覇したアルバートやデスペラードをはじめと、ステイヤーズS好走馬の多くが再び馬券に絡んでいることがわかります。試行回数の少ないコースで行われる超特殊レース、やはり経験がものをいう舞台なのでしょう。 今回のメンバーでステイヤーズSに出走経験があるのはアイアンバローズ、ヒュミドール、メロディーレーンの3頭。いずれも掲示板入りを果たしている馬たちですが、中でも「リピーター」の資格を満たすのは21年2着と連対歴のあるアイアンバローズでしょう。 加えてオルフェーヴル産駒はここ3年で5頭が馬券になるなど好相性。まさに軸としてふさわしい1頭と言えます!
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