違法薬物などの密輸を水際で…東京税関、関係機関と取り締まり強化を確認
日テレNEWS NNN
違法薬物などの密輸を水際で防ごうと、東京税関は密輸の取り締まりにあたる関係機関を集めて会議を開き、連携して取り締まりを強化することを確認しました。 東京税関 正海伸幸調査部長 「不正薬物の摘発件数や押収量が激増し状況は悪化しつつあります」 7日午後、東京・江東区で行われた会議には東京税関や警視庁など違法薬物の密輸を取り締まる12の機関が参加しました。 東京税関によりますと、今年1月から6月までの上半期に摘発した違法薬物の密輸は221件で過去5年間で最多となったほか、違法薬物が入った荷物をマンションやアパートの空き部屋に送り、住人になりすました人物が受け取る手口が増えていて、会議ではこうした密輸の手口や課題を共有したということです。 東京税関は「一丸となって対応していくことが不可欠だ」として、関係機関と連携して取り締まりを強化するということです。