刑務所出所のバイナンス創業者CZ氏にドバイで喝采──新たな教育ベンチャーについて語る
教育プラットフォームに携わる
今後について尋ねられ、ジャオ氏は自身の時間の少なくとも半分を、もともとは昨年に発表していたギグル・アカデミー(Giggle Academy)という教育プラットフォームに費やしていると述べた。 このプロジェクトは、現在教育リソースにアクセスできない人々にデジタル教育サービスを提供することを目指していると聴衆に語った。 ジャオ氏は、「今日、7億から8億人の成人が読み書きできず、そのうちの3分の2が女性です。さらに、どの報告書を読むかによりますが、3億から5億人の子供たちが学校に通っていません」と指摘。「教育アプリや教育プロジェクトを見ると、それらはすべて(中略)既存の教育システムを補完する立ち位置にあります」と語った。 ギグル・アカデミーと並行して、ジャオ氏は人工知能(AI)、バイオテクノロジー、その他のブロックチェーンプロジェクトを含む投資に焦点を当てていると述べた。
ブロックチェーン・ウィーク
ジャオ氏の後継者である現バイナンスCEOのリチャード・テン(Richard Teng)氏は、会議の初日に展示会場を回り、開会の挨拶の前後に参加者らと写真を撮った。 30日の開会の挨拶で、テン氏は次の1年のテーマが暗号資産業界における「モメンタム」だと述べ、アメリカでの現物ビットコインETF(上場投資信託)の承認を業界の前進の例として挙げた。 バイナンスの広報担当者によると、このイベントには約4000人が参加し、さらに100万人以上がオンラインでパネルをストリーミング視聴しているという。 |翻訳・編集:林理南|画像:Nik De/CoinDesk|原文:Freed From Prison, Binance Founder CZ Gets Ovation in Dubai and Talks New Educational Venture
CoinDesk Japan 編集部