JPモルガン、トルコ国債に強気 インフレはピーク近いと確信
[ロンドン 31日 ロイター] - 米JPモルガンは31日、トルコ国債の投資判断を「オーバーウエート」に引き上げたと明らかにした。トルコの政策金利がピークに達し、インフレもほぼピークに近いとの確信が高まっていることが理由としている。 JPモルガンは4月にリラに対して既に強気に転じている。インフレ率は2025年末までに25%に低下すると確信していると説明した。 同行のストラテジストのマイケル・ハリソン氏は顧客向けのメモで「トルコ国内市場に対する強気見通しを同国国債にまで拡大すべき時だと考えている」と述べた。 同行はリラ相場の予想も修正し、年末のリラ相場は1ドル=36.00リラから35.5リラに修正し、25年末までには42リラになるとの見通しを示した。