異色の経歴、プロ未勝利&コーチ経験ゼロの55歳が日本ハム2軍投手コーチ抜擢の理由 故障に苦しんだ右腕が引退後に進んだ道とは
日本ハムの2軍投手コーチに就任した江口孝義さん(55)は1991~96年まで在籍したダイエー(現ソフトバンク)時代に未勝利のままユニホームを脱いだ。 ■佐賀工業時代には快速右腕として甲子園で躍動した江口さん【写真】 佐賀工業高校時代に夏の甲子園で最速148㌔をマークするなど本格派右腕として脚光を浴びながら、プロでは肩の故障に苦しんだ。自らの体験を踏まえて現役引退後に理学療法士の資格を取得。マウンドで果たせなかった「プロ1勝」の夢は「スポーツ選手のリハビリを手助けすること」に変わり、オリックスとソフトバンクではトレーナーも務めた。一般企業での勤務を経て、今回新任のコーチとして白羽の矢が立ったのは医療に携わった希有な経験を買われたからだった。 【オススメ記事 江口さんの知られざる過去】 「これ、全部暗記しないといけないんですよ」日本ハム新コーチが26年前に猛勉強。第2の人生で目指したものとは―。 ▼下記関連リンクから▼
西日本新聞社