小林幸子 歌手生活60周年で世界遺産の平城京で熱唱「こんなご褒美をもらえるのか」
歌手生活60周年を迎えた小林幸子がこのほど都内でBSフジ特別番組「小林幸子 デビュー60周年~悠久の歴史の都 平城宮で歌う~」(2025年1月18日、夜8時)の制作会見に出席した。 1964年にデビューし、60周年の節目の年を迎えた小林。番組は世界遺産に登録されている平城京で歌い、小林が現在、取り組んでいるこども食堂への支援など、いまの思いを語る番組となっている。小林は「60年も歌っていると、こんなご褒美をもらえるのか」と笑みを見せた。 奈良といえば修学旅行などで行くことも多いが「修学旅行に行ったことがないんですよね。でも、私の出身の新潟と同じで日本酒がおいしいし、アテには奈良漬けが最高」と話した。 小林はこのほど、天皇の即位など国事行為が行われた平城京の「第一次大極殿」で「千本桜」などを歌唱した。小林は「今回の撮影は凄く楽しくて嬉しかった! 人間てみんな修行中なのだけど…私は『歌という道の修行を選んだ』。悟りの境地に向かって修行している自分…。そんな事を感じた旅になりました。これから何年歌えるのか…これまで歌ってこれたことに感謝しています。60周年を改めて振り返ると『ありがとう』という気持ちでいっぱいです。 欲がありまして、100周年までやりたいので 『長生きしてね~』」とコメントを寄せた。 2015年には奈良の世界遺産・薬師寺で復興コンサートを行ったことがある小林。薬師寺に続いての世界遺産での歌唱となったが、今年7月には出身県である新潟の佐渡金山が世界遺産登録された。 小林は「本当に待ってました。どれほどうれしかったか。今度、佐渡金山でも歌えればうれしいなと思っています」と語った。
東スポWEB