50代、掃除嫌いこそ「ものを捨てる」とラクになる。ミニマリストのすっきり暮らし
洗剤類はカゴに入れてまとめる
掃除するのに道具を出すのが大変だとやりたくなくなるので、掃除機はよくいる場所の近くに置きます。収納スペースに入れたほうが見た目はすっきりしますが、そうすると出すのが面倒になるので、部屋の隅に置いています。 また、掃除用洗剤や道具もカゴに入れてまとめておき、いつでも1ステップで取りかかれるようにしています。
3つの工夫でお風呂掃除の苦痛を和らげる
私は若い頃からお風呂掃除がいちばん面倒に感じていました。窓掃除や玄関の掃除などはやらなくても生きていけますが、風呂場は汚れるので絶対に掃除しなければならないんですよね。 ずっと面倒と思いつつも必要にかられてたまに掃除していたのですが、やっと工夫を重ねて楽しく掃除をする仕組みができました。
浴室内のものを徹底的に減らす
ひとつめの工夫は「浴室内のものを徹底的に減らすこと」。わが家で浴室に置いてあるものは「イス、洗面器、シャンプー、ボディソープ、ボディタオル、風呂のフタ、掃除用具数点」だけ。 リンスやトリートメントはありません。夫婦ともにショートヘアのため、シャンプーで洗うだけ。ロングヘアは長いとキシキシしますがショートヘアだと気にならないです。 家族が多いと、各自お気に入りのシャンプーやヘアケア剤を置いて浴室にものが増えるという話も聞きますね。しかしわが家はその点夫婦ふたりだけで、こだわりもない。同じシャンプー1本ですませています。 本当だったら風呂のフタも減らしたいですが、夫婦で入浴時間がずれているので冷めないために必須。必要なものは減らしません。 また、置くものが少ないため、シャンプーなどを置く浴室用ラックは手放しました。ラックがあると、洗う手間が発生します。ものが少なければラックを手放しても困らず、掃除もラクになりいいことづくめです。
直置きを減らし、カビが生えにくい仕組みづくりをする
掃除用具はつるす収納にしています。 洗剤は取っ手部分を引っかけて、スポンジや掃除用ブラシはフックがついたものを使い、すべてつるす収納に。 また、風呂のイスは浴槽の上、洗面器は風呂のフタの上に置き、カビの温床にならないようにしています。 唯一直置きしているのは、シャンプーとボディソープのみ。これだけなので、入浴時に体や頭を洗うついでにチャチャッと裏側を手でこすって終わりです。