帰省先のないホームレスらへ 新年の炊き出し
九州朝日放送
生活困窮者やホームレスの支援に取り組む北九州市のNPO法人「抱樸」が3日、新年最初の炊き出しを行いました。 炊き出しでは、家族とのつながりを失い帰省先のないホームレスらに温かい食事などが配られました。 「抱樸」は炊き出しの活動を20年以上続けていて、今年は、コロナ禍以前のようにその場で食事を作り、全員で食事をして交流する姿が見られました。 奥田知志理事長は、「この場所は『なんちゃって家族』。 きょう一日大きな家族になって支えあって励ましあって生きていこう」と話しました。 食事のほかにカイロや日用品なども配られ、身も心も温まる炊き出しとなりました。
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