堺正章、クラシックカーの魅力は「壊れやすいところ」 日本全国から珠玉の20台が集結
日テレNEWS NNN
堺正章さん(77)が24日、主宰を務めるクラシックカーイベント『SUPER MUSEUM 2024』の開催セレモニーに登場し、クラシックカーの魅力を語りました。 【画像】堺正章、“世界に3台”しかない自慢の愛車披露 総額80億円のクラシックカーが集結 『SUPER MUSEUM』は、珠玉のクラシックカー20台を日本全国から選考のうえ招待して、走る姿を多くの人に見てもらうことを目的としたイベントです。 堺さんは、1929年の『アルファ・ロメオ 6C 1750 SS』を前にステージに登場し、「『SUPER MUSEUM』というクラシックカーのイベントを、去年からスタートして2年目を迎えることができました。大変うれしいことでございます。スタッフ、協力者、パトロンのみなさん、そういう方たちのご尽力によりまして成り立っているものでございまして、今回もすてきな車が20台集まりました。1925年~1965年までのスポーツカーの歩みを、展示してある車でみなさまに見ていただけると思います。ぜひとも車の撮影もお願いしたい」と挨拶しました。
セレモニー終了後、雅楽師でクラシックカー愛好家の東儀秀樹さんと取材に応じた堺さんは、クラシックカーの魅力について聞かれると、「壊れやすいところ。乗っていても壊れる、乗らなくても壊れる。それを大事に保つためには、こういうイベントがないと、ここにある車の半分くらいは止まったままなんですよ。車は動いてなんぼという感じがしますので、こちらからお尻をたたいて“整備して乗ってください”っていうのには、うってつけのイベントなんじゃないかな。乗って楽しむ方と置いておいて楽しむ方がいらっしゃるので、どちらかというと僕は走らせていただきたいなというのでこういうラリーを始めたということなんです」とイベント開催に込めた思いを明かしました。 続けて「中には、ガソリンタンクにガソリンを入れっぱなしで、30年くらいたって、ガソリンが腐っているというのもあるんですよ。それは車にとってはとてもかわいそう。“僕はこんなふうになるために生まれてきたんじゃない”っていう気持ちがあると思う。だからやっぱり走らせて、うまくいかなくても、うまくいっても、いい思い出ができるといいんじゃないかと思いますけどね」と、“クラシックカー愛”を見せました。