セイウチの赤ちゃんが初誕生 水族館「うみたまご」ですくすく成長中
大分市にある水族館「うみたまご」でも新しい命が誕生しました。人気者「セイウチ」の赤ちゃんで、順調に育っています。 【写真を見る】セイウチの赤ちゃんが初誕生 水族館「うみたまご」ですくすく成長中 クリクリした目に丸っこいフォルム。甘えた鳴き声を出してカメラに興味津々のセイウチの赤ちゃんは、大分市のうみたまごで4月15日に誕生しました。生後8日で体長120センチ、体重はすでに50キロを超えています。 母親はうみたまごの看板娘「泉」。1年以上の妊娠を経て出産しました。24時間以内に授乳が確認され、子育ては順調にスタート。時には親子でプールで遊ぶ姿も見られます。 (来館者)「めちゃくちゃ可愛いい。ちょうどセイウチのショーを見たのであんな風に面白いショーができる子になってほしい」 うみたまごでは三重県の鳥羽水族館と協力して5年前からセイウチの繁殖に取り組んできました。赤ちゃんの誕生は今回が初めて。国内の水族館でも数例しかなく難しいとされています。 (うみたまご獣類グループ 澤田達雄さん)「赤ちゃんが動き出した瞬間、みんなで号泣しました。みんなの期待を背負って生まれてきたが、そのことは気にせず自由にのびのびと大きくなってほしい」 うみたまごでは現在、セイウチの「ぶぶ」も妊娠していて、予定日は6月上旬ということです。 うみたまごによりますと、お母さんが食べたものがそのまま母乳になるため、今は高価なイカを含む色んな魚をあげているそうです。
大分放送