男子卓球 張本の対戦相手がボールを蹴るしぐさ ネットインで得点奪われイラつく イエローカードは出ず
「卓球・世界選手権団体戦」(21日、釜山) 決勝トーナメント2回戦が行われ、日本は第1試合でエースの張本智和がオーストリアのレベンコを3-1で下した。 【写真】見事巻き返し、会心のガッツポーズが飛び出す 第1ゲームを11-8で奪った世界ランキング69位のレベンコだったが、連続でゲームを失って迎えた第4ゲームだった。張本のボールがネットに当たって自らのコートに落ちて拾えずに張本のポイントとなると、足元に転がったボールを蹴るようなしぐさを見せるなどイラつきが目立ち、穏やかでない心模様が態度になって表れた。 卓球においては、汚い言葉で相手をののしる、ラケットで台をたたく、フェンスを蹴る、ボールをつぶすといった行為が行われた場合、イエローカードが提示されることがあるが、この場面で審判からイエローカードが提示されることはなかった。