レバノン住民「悪夢終わり」歓喜 イスラエルとの停戦維持願う
【イスタンブール共同】イスラエルとレバノンの民兵組織ヒズボラの戦闘を巡る停戦合意が発表された26日、イスラエル軍の激しい空爆にさらされてきたレバノンの住民は歓喜の声を上げた。「悪夢がやっと終わった」。空爆では多くが犠牲になり、建物も破壊された。「戦争はもうこりごり。子どもたちに安全な暮らしを送らせたい」と漏らし、停戦維持を切実に願った。 ヒズボラ支持の主婦バトゥール・バドルさん(39)は約1カ月前、イスラエル軍が地上侵攻したレバノン南部から北部トリポリに逃れ、子どもらと避難生活を続けてきた。取材に「抵抗を示して戦争に勝利し、とても興奮している。地元に戻るのが待ち切れない」と語った。