大物司会者もハマった「異色の元AKB48タレント」、“地元でフリーター”から大躍進のワケ
売れなかったAKB48時代からのシンデレラストーリー
まだソロで出演させるは不安だからなのか、『さんま御殿』『しくじり先生』そして『ロンハー』と、3月にAKB48を卒業したばかりの仲のいい先輩・柏木由紀さんと共に出演することが多い福留さん。いずれも元AKB48という肩書で出演してはいるものの、選抜メンバーでもなく在籍3年ほど、しかもその間はコロナ禍で特に目立った活動もなく卒業していったため、仕方ないのかもしれません。 彼女のことを、アイドルファンであっても「当時から知っていた」「ファンだった」という人はそう多くないことでしょう。それを証明するかのように、動画サイトやYouTubeなどには、AKB48時代の福留さんの動画はほとんど残っていません。しかも、僅かに残っている在籍当時の姿が残されている動画のコメントは最近つけられたものばかりです。 現に、AKB48をやめるときは運営から引き留めもなく、卒業後は地元でフリーターをしていたといいます。それだけに、現役時代は空気だった彼女の卒業後のシンデレラストーリーに、“現在くすぶっている負け組でもいつかは大逆転できる”と、夢や希望を見出したというファンも多いとか。 弱冠20歳ではありますが、彼女は2022年にM-1グランプリで最年長優勝した錦鯉のように、「自分と重ねて応援したくなるような、キャラクターの中のストーリー性」を感じます。 また、ダウンタウンのふるさとである尼崎が地元、元ニート、ボートレース、元AKB48、抜群の大喜利力。見取り図・盛山さん曰く「呂布カルマくらいエグってる」という毒舌(テレビ朝日系『見取り図じゃん』9月23日放送より)、そして一番のチャームポイントである可愛らしい笑顔など、深堀りしたくなる様々な顔を併せ持っていることも彼女の魅力です。
指原莉乃や渋谷凪咲に並ぶか?
『さんま御殿』でさんまさん、『ロンハー』で淳さんと有吉さん、『しくじり先生』でオードリーの若林さんなど、今をときめくバラエティタレントと絡み、まさに今は「バラエティを一周」している最中の福留光帆さん。大手の事務所に所属しているわけでないにもかかわらず、これだけの露出は彼女の実力によるもので間違いありません。 『ロンドンハーツ』のラブマゲドンでは、ウエストランドの井口さんから「AKB48の中ではどん底」とさっそくいじられていた福留さん。そんないじりポイントがあるのも彼女の強みです。元AKB48グループの先輩としてバラエティで活躍する指原莉乃さんや渋谷凪咲さんを超える人気者になること間違いなしでしょう。 <文/小政りょう> 【小政りょう】 映画・テレビの制作会社等に出入りもするライター。趣味は陸上競技観戦
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