26億円の巨額横領事件や23日に判決控える【現職県議の妻殺害事件】の裁判も【2024信州を振り返る(1)】女子児童誘拐未遂や男児虐待で両親逮捕など子どもが被害者になる事件相次ぐ
中嶋記者: 「キャンピングカーが横倒しになっています」 8月、上田市の上信越道で親族5人が乗るキャンピングカーが横転し、東京都の8歳の男の子が死亡しました。 車はレンタカーで、父親は「ハンドル操作を誤った」と話しています。 参加者: 「警察官がぶわーと入ってきて、おかしいなという雰囲気を感じた」 9月には佐久市で開かれたアニメソングの野外フェスで、参加者の男性が刃物で刺されました。 殺人未遂の疑いで逮捕された38歳の男は、精神鑑定の結果を受けて不起訴処分となりました。 近所の人: 「子どもが夜中に車にひとりぼっちで取り残されたりしていた」 「育児放棄しているみたいな話は聞きました」 9月、小県郡内で起きた虐待事件。 10歳未満の息子を縛り、柵に閉じ込める行為を繰り返したとして両親が逮捕されました。 裁判で父親は、「就寝時の息子の歯ぎしりなどで眠れず犯行に及んだ」と述べました。 「あなたと一緒に暮らしたい」 「儲けさせてあげたい」 必ず儲かるといった「投資詐欺」や、恋愛感情につけ込む「ロマンス詐欺」の被害が相次ぎました。 11月には警察官を名乗る男から「捜査対象になっている」などと言われた安曇野市の男性が、県内最高額となる現金1億520万円をだまし取られました。 丸山記者: 「午前9時前です。裁判所には多くの人が並んでいます」 11月、3年前に妻を殺害した罪に問われた元県議の丸山大輔被告の裁判が結審しました。 接見に応じた丸山被告は、「無罪になるかどうかしか考えていないです」、「特に動機(についての検察側の立証)は完全に成り立っていない」などと話しました。 異例となる18回の審理が行われましたが、丸山被告は一貫して無罪を主張、検察は懲役20年を求刑しました。 注目の判決は、12月23日に言い渡されます。
信越放送
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