【多摩川ボート・GⅠウェイキーカップ】多摩川8Vの毒島誠がドリームで俊敏差し披露へ
=12R・リップルドリームに出走 2度の周年記念制覇をはじめ、当地は通算8Vと抜群の相性を誇る毒島がさすがの走りでアピールした。 6枠だった初日5Rは前ヅケに動いて4コースに入り、差して白星。後半10Rは4カドから差して進出を図ったが、4着に敗れた。 「(後半は)伸びが弱いのと、判断ミスですね」 悔しそうな表情でレースを振り返りながら、「2日目はもう少しいい状態でいけると思います」と足の底上げには自信を見せる。現状でも出足、回り足の雰囲気は悪くなく、課題の伸びが上向いてくれば十分に戦えるレベルになるはずだ。 「最近の調整の手応えはいい。(2節前の)桐生から流れも良くなっている」 今年は3月の戸田クラシックで8度目のSG制覇を飾り、7月のGⅠⅠ全国ボートレース甲子園(津)で2度目の大会優勝を決めた。その後は調子を崩す時期もあったが、10月のGⅠ桐生68周年記念での準優進出でリズムアップ。獲得賞金ランク(31日現在)は2位を維持しており、12月の住之江グランプリに向けて勢いを加速させたいところだ。 12Rのリップルドリームは2枠で登場。絶好枠の峰に人気が集まりそうだが、機力は心もとないだけに、毒島が俊敏差しで一気に抜け出す。(立山友基)