自宅アパートの駐車場に「知らない車」が無断駐車していることが何度かありました。どのように対策すべきでしょうか?
車を所有している場合、アパートやマンションとあわせて駐車場を契約するケースがあると思います。自身が契約している駐車場なのにもかかわらず、知らない車に無断駐車されたとき、どのような対策が適切か悩むことがあるかもしれません。 実際、株式会社AlbaLinkが実施した「駐車場でのトラブルに関する意識調査」では、駐車場でのトラブルを経験したことがある人は73.2%、中でも一番多かったトラブルが「無断駐車した・された」ということでした。やはりアパートやマンションなどの集合住宅の月極駐車場で起こりやすいトラブルなようです。 今回は、自宅アパートの駐車場に知らない車が無断駐車しているときの対策方法をご紹介します。損害賠償の請求可否もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
自宅アパートの駐車場に知らない車が無断駐車しているときの対策方法
もし自宅アパートの駐車場に知らない車が無断駐車しているのを見つけた場合は、以下3つの方法で対策するといいでしょう。 ●管理会社へ連絡する ●警察へ通報する ●内容証明を送る ■管理会社へ連絡する 自宅アパートの駐車場に知らない車が無断駐車している場合、基本的な対策方法としては管理会社への連絡があげられます。必ずしも悪意を持って停めているとは限らず、単純に場所を間違えているだけのケースもあるようです。 管理会社へ連絡する際は、車種やナンバー、色などを控えて連絡するといいでしょう。伝えた情報を基に管理会社が調査し、間違えているだけであればその旨を伝えてもらえる可能性が高いです。 ■警察へ通報する 同じ車に何度も駐車場を無断利用されているのであれば、警察への通報も検討してみましょう。管理会社に連絡するのと同じように、車種やナンバー、色などを控えておけば、無断駐車している犯人を見つけやすいかもしれません。 ただし、警察へ通報した場合も、民事不介入として取り合ってもらえないことがあるようです。仮に対応してもらえたとしても口頭注意にとどまる可能性もあるでしょう。 ■内容証明を送る 無断駐車しているドライバーへ駐車料金の支払いを求めるなら、行政書士を介して内容証明を送るのも一つの手段です。 内容証明は公的な書類としても利用できるようです。仮に訴訟問題まで発展した場合も素早く対応してもらえるだけでなく、弁護士への依頼に比べて安価に済むとされているため、一つの方法として検討してみましょう。