第93回選抜高校野球 三島南選手ら、気持ち新たに OBらも祝福 /静岡
<センバツ高校野球> 第93回選抜高校野球大会に21世紀枠で初出場が決まった三島市の県立三島南高の選手たちは決定から一夜明けた30日、気持ちを新たに練習に取り組んだ。 チームは早速、本番を見据えていた。この日は大会当日のウオーミングアップを想定。使用できる甲子園球場の室内練習場と同じ広さのスペースを確保し、キャッチボールを行うなどした。 野球部OB会長の諏訪部孝志さん(62)もグラウンドを訪れた。29日に出場が決まったとの一報を聞いたときは驚きのあまり耳を疑ったという。「(1958年の秋季県大会で準優勝して)センバツまであと一歩だった当時の選手らをはじめ多くのOBが喜んでいる」と笑顔をみせた。【深野麟之介】