中村俊輔がパルマへ!S級ライセンス取得のための海外研修をイタリアで実施「福岡を指揮した経験もあるペッキア監督は…」
横浜FCのトップチームコーチや日本サッカー協会(JFA)のロールモデルコーチを務める中村俊輔氏が、S級ライセンス取得のための海外研修をパルマで実施した。同クラブが公式サイトでその様子を報告している。 2022シーズン限りで現役を引退した中村氏は、コーチ業を行いながら日本サッカー指導者の最高資格であるS級ライセンス取得を目指している。今回の海外研修では、日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマを訪問。同クラブのファビオ・ペッキア監督やスタッフと交流しながら、チームの戦術やトレーニング方法を学んだという。 パルマ公式サイトは、中村氏がペッキア監督と対面した様子を写真付きで紹介。ペッキア監督が過去にアビスパ福岡を率いた経験があり、日本サッカーに精通していることも触れられた。 さらに、公式発表では中村氏が行った研修内容について「ペッキアとスタッフが実施した活動を細部まで観察し、特にトレーニング管理やチームの戦術的アプローチに注意を払った。彼はただ観察するだけでなく、毎日ペッキアやスタッフと対話を行いながら学びを深めていた」と説明されている。 中村氏はパルマでの経験について、次のように感謝の意を述べた。 「ペッキア監督はアビスパ福岡の指揮を執った経験もあり、日本のサッカーをよく理解している。この滞在中、彼と技術スタッフの皆さんとトレーニング方法や戦術、戦略、組織について継続的に対話を重ねた。ペッキア監督には多くの質問をさせてもらい、私が望んでいた全ての疑問に答えていただいた。この経験は私にとって非常に有益で、忘れることはないだろう」