横浜流星が女形の歌舞伎役者!?初挑戦に「見たことのない景色焼き付けたい」主演の吉沢亮と9年ぶり共演
俳優の横浜流星(27)が、映画「国宝」(李相日監督、来年公開予定)で歌舞伎俳優役に初挑戦することが9日、分かった。上方歌舞伎の名門の御曹司で、吉沢亮(30)演じる主人公・喜久雄のライバル役。吉沢とは2016年の映画「オオカミ少女と黒王子」(廣木隆一監督)以来、9年ぶりの共演となる。 【写真】横浜流星、宮本武蔵姿の舞台オフショットに絶賛の声 作家の吉田修一氏(55)が歌舞伎俳優・中村鴈治郎(65)の手助けを得て足かけ3年、黒衣(くろご)として楽屋や舞台袖に潜入して執筆した同名小説を映画化。横浜は、任侠(にんきょう)の家に生まれた喜久雄を引き取った大阪の大物歌舞伎俳優の息子で、女形として脚光を浴びる大垣俊介を演じる。来年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」での主演と並び、大きな注目を集めそうだ。 昨年3月から稽古を開始。空手で鍛えた体幹の強さを生かし、舞踊や歌舞伎特有の所作を上達させている。撮影は3月からスタート。「最大の敬意を持って歌舞伎役者、大垣俊介を人間臭く生きます。吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ずたどり着いて、見たことのない景色をこの目に焼き付けたいと思います」と意気込んでいる。
報知新聞社