石川祐希、高橋藍、西田有志ら躍動でスロベニアに3―1で勝利…バレーボールNL福岡大会
◆バレーボール ▽ネーションズリーグ男子福岡大会 日本 3(25―23、19―25、26―24、25―21)1 スロベニア(8日、北九州市西日本総合展示場) ホームでの1次リーグ第2週で、パリ五輪の出場権を既に持つ世界ランク4位の日本は、同5位のスロベニアに3―1で勝利し、6勝目(2敗)を飾った。 今大会の1次リーグ後の世界ランクで決まるパリ五輪のシードを意識し、ここまで開幕6連勝のスロベニアに挑んだ。第1セットの先発は主力の石川祐希、高橋藍、西田有志、ミドルブロッカーの山内晶大、小野寺太志、セッターは2戦ぶりにメンバー入りした関田誠大の布陣。リベロは山本智大が入った。 第1セット(S)は石川の強烈スパイクなどで流れをつかんで25―23で先取。第2Sは終始スロベニアの勢いに押され19―25と落としたが、第3Sはジュースの接戦を制して26―24。第4Sも勢いそのまま25―21で取り切った。 フィリップ・ブラン監督は「世界ランク5位以内」の五輪のシードを掲げている。ランク4位を維持する日本は、ポイントが大きく減るランク下位チームに負けることは許されない。それだけに開幕6連勝と勢いがあったスロベニアに勝ったことは大きい。福岡大会の4試合を終えた日本はフィリピン・マニラに移動し、第3週の4試合に臨む。次戦は18日にカナダ戦。52年ぶりの五輪メダルに向けた緻密な準備を進める。 ◇福岡大会の日本の結果 ▽4日 3―0イラン ▽5日 3―2ドイツ ▽7日 0―3ポーランド ▽8日 3―1スロベニア
報知新聞社