【衆院選特集・静岡8区】 ”裏金問題”でベテラン議員が辞職 これまでの構図崩れ激しい選挙戦
●平賀氏: 「今回の総選挙は、あの裏金問題の石破内閣に厳しい審判を下す総選挙でございます」 共産党の元職・平賀高成(ひらが・たかしげ)さん。裏金問題をはじめ、自民党政治を強く批判しています。 ●平賀氏: 「国民には大増税かけながら自民党は脱税しているわけですから。こんなおかしな政治が許されていいのかというのが多くの国民の願いだと思う。その声に何としても応えていきたい」 選挙戦唯一の日曜日。市民との対話の場で、話題に上がったのは物価高です。 有権者1):「トマトが倍。値段が」 有権者2):「猫のおやつの数が減っている。同じ金額なのに実質値上げですよね」 平賀氏):「日本共産党はまず消費税は廃止を目指して、少なくともまずは5%に減税しましょうと。普通に働けば普通にちゃんと生活が成り立つような、そういう社会にできる」 平賀さんが掲げるのは、「財界主権の政治からの脱却」です。 ●平賀氏: 「やっぱり議席を増やさないと、国会の力関係、数で決まりますので、その点では議席をなんとか増やすような選挙にしていきたい」
無所属の新人、塾講師の加藤順久(かとう・よしひさ)さん。「日本人の武士道と誇りを取り戻す」と訴え、憲法改正による自衛隊の明記などを主張しています。 5人が乱立した、“裏金象徴区”を制するのは…。衆院選の投開票日は、4日後の27日です。