高校サッカー 王者・青森山田、10大会ぶり初戦敗退 正木昌宣監督「もう一度、この舞台で」
第103回全国高校サッカー選手権大会2回戦(31日、高川学園2-1青森山田、NACK5)16試合が行われ、初出場の東海大相模(神奈川)は2-1で草津東(滋賀)に逆転勝利。強豪の野球部仕込みのロングスローで会場を沸かせたDF佐藤碧(3年)が同点の後半追加タイムに決勝ゴール。選手権初勝利をもぎ取った。イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに加入内定の日章学園(宮崎)FW高岡伶颯(れんと、3年)は2試合連続ゴールも1-2で敗戦。今大会通算4得点で姿を消した。流通経大柏(千葉)はMF亀田歩夢(3年)の活躍で3回戦へ。前回大会王者の青森山田は高川学園(山口)に敗れ、10大会ぶりに初戦で敗退した。 前回大会の王者・青森山田が10大会ぶりに初戦敗退を喫した。0-2の後半36分にMF麓萊凜(ふもと・らいる、2年)が得点を挙げるが一歩及ばず、正木昌宣監督は「初戦の硬さ、リスクを犯さないで行こうという気持ちが強くなってしまった」と悔やんだ。連覇の夢はついえたが、王座奪還へ「今日ピッチに立った2年生が先頭に立ってやってくれる。もう一度、この舞台で戦いたい」と期待を寄せた。