自民党 派閥の政治資金をめぐるアンケート結果 きょう野党側に提示
日テレNEWS NNN
自民党は派閥の政治資金をめぐる事件を受け行ったアンケートの結果について13日昼、野党側に提示します。 中継です。 野党側はアンケートの設問が2問しかないことなどから、実態解明には至らないだろうとしてさらなる調査を求める考えです。 13日朝の衆議院予算委員会の理事会で自民党は野党側に対して、昼の理事会でアンケート結果を提示すると伝えました。 アンケートは自民党の全議員を対象に派閥のパーティー券収入で政治資金収支報告書に不記載があったかを確認するものです。 自民党幹部によりますと不記載があったと回答したのは現職の国会議員82人で過去5年分の不記載額が示されるということです。 一方、野党側はアンケートは知りたいことに答えておらず、実態解明につながらないと批判しています。 立憲民主党・山岸一生議員 「今、国民が知りたいのはそのことに加えて、裏金を何に使ったのか。使い道や残額、こうしたことを知りたいのに、全く答えていないのが、アンケート調査であります」 林官房長官 「アンケート調査と並行いたしまして、外部の弁護士も交えた党幹部による関係者への聞き取りを行い、取りまとめが終わりますと、適切に説明されるものと考えております」 自民党は安倍派、二階派の議員らを対象に行った聞き取り調査についても今週中に発表する考えです。 野党側は裏金を何に使ったのかなどの説明を求めていて中身に具体性がなければ、さらなる反発を招く可能性もあります。