[魚もダマされちゃうよ]釣果連発のハイレベルパターン。ふんわり浮遊感で思わずバイト!
浮遊感の調節は、ジグヘッドの重さとワームの表面積のバランスで決まる!
浮遊感を出すもっとも簡単な方法はジグヘッドを軽くすること。 渡邉「同じワームならそれで良いです。でも、例えばジグヘッドが1g。ビームスティック1.5inからアジングビームファット1.5inに刺し替えると、ファットのほうがリブがあって表面積が広いから浮遊感が出しやすいのが実感できます浮遊感の調整は、単にジグヘッドの重さだけでなく、ワームの表面積とのバランスを調整しましょう」 同じ1.5inでもアジングビームファットとビームスティックは、見た目でも表面積の違いがわかるはず。 渡邉「シェイクでキレ良く動かしたいときはビームスティックが有利になります」 一方で、アジングビームを太く、短くファット化したのが、アジングビームファット。ボディに並ぶ深いリブが水をつかみ、アミなど漂うベイトの浮遊感を演出しやすい。ボディのコアには高濃度の集魚成分(エビ粉)を配合。匂いと味の持続性も大幅にアップしている。この2タイプを、浮遊感というキーワードで使い分けると、攻めの幅がさらに広がるはず。
ナチュラルに漂わせつつ、シェイクでジグ単の位置を確認
浮遊感を演出する場合の、ジグ単の操作方法を具体的に解説してもらえますか? 渡邉「まずは、リグを狙いのレンジまでカウントダウンで沈めます。そして、ドラグをかけずに潮流に漂わせます」 ラインテンションをかけずに潮流に漂わせ、ジグヘッドの位置を確かめるためにシェイクを入れる。 ドラグをかけずに漂わせる? 渡邉「要はラインテンションをかけずに張らず緩めずで潮に馴染ませます。ただ、ラインを真っ直ぐにするラインメンディングと、ジグ単の位置を確認するために時々シェイクを入れます。表層で潮の流れと風の向きが同調していれば、糸フケの重さでふんわり流すのも効果的です」 渡邉さんのジグヘッドケース。浮遊感を演出するためにヘッドウェイトは幅広く用意。 渡邉さんはメインで使うアジングジグヘッドTGの全ウェイト、0.5gから3gを常備。ワーム各種との組み合わせで様々な浮遊感を演出する。 渡邉「ときには0.2gのジグヘッドを使うこともありますよ」 いかがだっただろうか、渡邉さんの実践するテクニック。浮遊感を演出できれば、プランクトンを意識したターゲットも攻略が可能となってくるので、是非ともマスターしてみてほしい。