【動画】「アナウンサーになってよかった」MBS毎日放送、上泉雄一アナの生き方
「この仕事にあこがれたのは小学校5年生くらいのころでした」と語るMBS毎日放送(大阪市北区)の上泉雄一アナウンサー(45)。「その時あこがれた人は?」との問いにはABC朝日放送の道上洋三アナ(71)の名前を挙げた。大学時代はアナウンス研究会に所属し、卒業後MBSへ入社。数々のスポーツ中継やラジオ・テレビの深夜番組などを担当した。現在もラジオ帯番組を担当し、22日からスタートするテレビの新番組には、司会だけでなく企画から参加するなど意欲的だ。そんな上泉アナの生き方を聞いてみた。
「おもしろかったよ」と言われるのがいちばんの活力
同局の人気テレビ番組「ちちんぷいぷい」の中継リポーターや司会、情報番組「あん!」「っちゅーねん!」の司会を担当。2009年からはラジオ番組「上泉雄一のええなぁ!」(月~金・午前10時半~)ではメインパーソナリティを務めるなど、様々な番組に登場している。 ええなぁ!は今年で5年目。「肩の力を入れすぎず抜きすぎず。あとはアナウンサーという仕事がら、自分のメッセージを言わない方がええんじゃないかと思いつつ、言わないと『どっちやねん』となるんで、バランスとかを考えながらやってます」と笑顔で語る。 リスナーや視聴者とのコミュニケーションをしながら番組ができるのが楽しいことと思っており「昨日放送おもしろかったよ」「ためになったよ」と言われるのが、勉強になり、いちばんの活力にもなっているという。
テレビの新番組では司会だけでなく番組の企画立ち上げから参加
22日からはテレビの新番組「~オトナ度ちょい増しTV~ おとな会」(水曜深夜0時59分~)の司会を担当。自ら同年代のスタッフらと立ち上げに参加。「どんな番組にしよか」と約半年間、会議などで話し合い「本当にやりたいことを一度やってみようやないか」というコンセプトのもと初回を迎える。 「この番組は企画から基本がぶれてないんです」と自信満々に話す上泉アナ。テレビ番組を作る際、番組開始までの間は「これで視聴率が取れるのか?」という話しになり企画が変わったりすることも多々あるが、この番組ではそうしたものを「取っ払い」臨んできたという。 「そうすることにより、やってみたら楽しんで頂けるんじゃないかと思います。不安というものは全くありません」とうれしそうに語る。初回のテーマは「美術館」。独自路線をいく美術館や、美術品を運搬のプロの話などを紹介する。