2. コールドプレイ

■2. コールドプレイ  ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ・ツアー／公演数：40回 2024年総収入：3億200万ドル（約450億円）／利益：1億3100万ドル（約194億円） クリス・マーティン率いるコールドプレイは、2022年から始まった『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ・ツアー』で、エルトン・ジョンの『グッバイ・イエロー・ブリック・ロード・ツアー』の記録を上回る史上最大のロックツアーを実現した。2023年に行われたエルトン・ジョンのツアーの収益は9億3900万ドル（約1392億円）だった一方、コールドプレイは9億4600万ドル（約1400億円）の収益をあげていた。コールドプレイのこのツアーは、累計880万枚のチケットを販売しており、これまでの最高記録であるU2のツアーの730万枚を上回った。 ■3 . ザック・ブライアン クイッティン・タイム・ツアー／公演数：63回  2024年総収入：3億1800万ドル （約471億円）／利益：1億1300万ドル（約167億円） オクラホマ州出身のカントリー・シンガーのザック・ブライアンは、2024年に最も稼いだカントリーシンガーとして8月までに1億1300万ドル（約167億円）の収益をあげた。元海軍の軍人で『サムシング・イン・ジ・オレンジ』のヒットで知られる彼は、今年の年末まで北米各地をツアーする予定で、さらに収入を増やす見込みだ。 ■4. ブルース・スプリングスティーン スプリングスティーン＆Eストリートバンド2024ツアー／公演数：36回  2024年総収入：2億5000万ドル（約370億円）／利益：1億100万ドル（約150億円） ニュージャージーが誇るロックスターのスプリングスティーンは、2024年の欧州でのスタジアムツアーで1億100万ドルの利益をあげた。フォーブスは、このツアーからの収入を加えた彼の資産を12億ドル（約1780億円）と推定している。ワーキングクラスの代表としてロックの歴史に名を刻んだ彼は、ツアーの全公演の音源をオンラインで公開している。このツアーのドキュメンタリーが10月25日にHuluで公開される。 ■5. ピンク トラストフォール・ツアー／公演数：44回  2024年総収入：2億6700万ドル（約395億円）／利益：8700万ドル（約130億円） ペンシルベニア出身の45歳のピンクは、今年のトラストフォール・ツアーで44回の公演を行い、210万人以上のファンを魅了した。この観客動員数は、2024年のツアーの動員数でテイラー・スウィフトに次ぐもので、8700万ドルの収益をもたらした。 ■6. バッド・バニー モスト・ウォンテッド・ツアー／公演数：63回  2024年総収入：2億800万ドル（約308億円）／利益：7600万ドル（約112億円） 2023年の休息から復帰したバッド・バニーは、2024年のモスト・ウォンテッド・ツアーで7600万ドルの利益をあげた。パフォーマンスの大半をスペイン語で行う30歳のトラップの王者は、ラテン音楽がメインストリームのジャンルになったことを証明した。