藤原紀香、『おむすび』で連続テレビ小説初出演 結に影響与える管理栄養士役「ドジなところは似ているなと」
結が入院した病院の管理栄養士・西条小百合を演じる
俳優の藤原紀香がNHK連続テレビ小説『おむすび』(月~土曜午前8時)に出演することが6日、発表された。橋本環奈演じる主人公・結が出会う重要な人物、管理栄養士・西条小百合を演じる。藤原はこれが連続テレビ小説初出演となる。 【写真】藤原紀香が実は共演NGにしていた大物俳優 西条は結が入院した病院の管理栄養士。気さくな態度と的確な判断で、患者に合わせた食事を提供する。結の今後に大きな影響を及ぼす人物だという。管理栄養士としての深い知識と優れたコミュニケーション能力で、結に新たな気づきを与え、人生を支える大きな存在となる。
藤原紀香コメント
神戸の大学時代からの親友が管理栄養士をしているので、仕事の内容や苦労などについて認識していました。病院や会社、そして個人に寄り添う縁の下の力持ち的存在でその活躍があまり認知されていない職業なのかもと思っていたので、このお役をいただいたことはとても光栄です。西条は、患者一人一人に対して最善を尽くしたいという思いがひときわ強い人で、長年の経験を経て人の痛みも分かる度量の深い女性です。患者さんに対して分け隔てなく、壁を作らず、あっけらかんと、自然にコミュニケーションをとります。そして、時に厳しくプロフェッショナルとして、カラダについての大切なことを伝えます。その言葉選びやスイッチの切り替えが面白い人であるし、常にその心根には“この患者さんに1日も早く心身ともに健康になってもらうには、何がベストな方法なのだろう”と考えています。仕事以外では割とずぼらなところがある、という西条のキャラクター設定ですが,実は私も、完璧!と思っていることもかなり抜けているところがあるので、ドジなところは似ているなと思いますね。笑 橋本環奈さんについては、その力強い眼差しに芯の強さを感じます。結との初シーンでは、体調が悪くて食べられないことへの不安や葛藤がひしひしとその瞳から伝わってきて、気づけば自身も自然に西条として結に接していました。西条は結に、“管理栄養士は命を支える仕事”であるということを示し、結がこの職業を目指そうと思いを固めるきっかけとなるキーパーソンのお役目なので、見ている方に西条の奥に秘めたその情熱が伝われば、と心を込めてつとめました。