インテル・マイアミ、ベッカム共同オーナーらが来日会見を直前キャンセル メッシ1人が出席 香港戦欠場は「非常に残念な結果」
米国メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミCFが、プレシーズンマッチ『Inter Miami in Tokyo 2024』のために初来日。6日、都内で記者会見を開催し、リオネル・メッシ選手が登壇した。 【写真】一人で登壇し神戸戦出場に意気込みを語ったリオネル・メッシ この日の会見には、メッシ選手のほか、デヴィット・ベッカム共同オーナー、ヘラルド・マルティーノ監督、セルヒオ・ブスケツ・ブルゴス選手、ジョルディ・アルバ選手、ルイス・アルベルト・スアレス選手の6人が登壇予定だったが、当日に急きょ5人の登壇がキャンセルとなった。 メッシ選手はチームを代表して、「日本にはバルセロナ、PSG(パリ・サンジェルマン)、アルゼンチン代表など、さまざまタイミングで訪れたが、いつも温かく、特別な形で迎えていただけた。そんな日本に、このチームで戻ってくることができてうれしい」と同チームでの初来日を喜び、「この滞在を楽しみ、いい試合をして、それをみなさんにも楽しんでいただきたい。いい結果を残して、じきにスタートするリーグ戦へつなげたい」と、今月下旬に開幕する来季に意気込んだ。 インテル・マイアミは、サウジアラビア、香港、日本を回るプレシーズンツアーを実施中。1月29日にはアル・ヒラル(サウジアラビア)、2月1日にはアル・ナスル(サウジアラビア)、2月4日には香港選抜チームと対戦したが、香港選抜チーム戦でのメッシ、スアレスの欠場が物議を醸している。 メッシ選手は「サウジアラビアでの1戦目で内転筋に違和感を覚え、2戦目は様子を見ながら終盤だけ出場した」と振り返り、「MRIではケガということではなかったが、違和感は続いていた」と、状況を自ら説明。香港選抜チーム戦は「多くの人に集まっていただいたので、プレーしたかった。こういったことはどんな試合でも起こりうることだが、非常に残念な結果になってしまった」とコメントし、「今後なんらかの機会を設けて香港でプレーできれば」と伝えた。 太ももの違和感は「まだ続いている」と言うが、「ここ数日間に比べるとだいぶよくなっているのは間違いない」とし、あすの神戸戦に「この後の練習で感触を確かめたい」と出場への意欲を示した。 4人の欠席について、関係者は「諸事情により欠席」と会見開始10分前に告知。このほか、予定されていたフォトセッションなども中止となるなど、報道陣をざわつかせた。