今夏ボルシアMG残留の板倉滉。クラブSDが説明「彼はチームの柱。残ることは我々にとって明確だった」
PSVが関心も
ボルシア・メンヒェングラットバッハのスポーツディレクターを務めるローランド・ヴィルクス氏は、今夏の移籍市場で移籍が囁かれた板倉滉について言及した。『キッカー』が伝えた。 2022年夏にボルシアMGに加入した板倉は、新シーズンに向けて“マンシャフツラート”(チーム評議会)から外れるなど序列が下がる可能性が伝えられる中、オランダ王者PSVが獲得に乗り出し、先日には1500万ユーロ(約24億2000万円)+ボーナスの獲得オファーを提示したとも伝えられていた。 ただ、ボルシアMGは最終的に移籍期限直前にオファーを拒否。2026年まで契約を残す板倉を売却する必要はないと判断したようだ。ヴィルクスSDはブンデスリーガ第2節・ボーフム戦後、今回の決定について言及している。 「状況は非常に明確だった。板倉は我々が彼を手放したくないことを知っていた。彼はチームの柱だ。PSVらの提示は非常に魅力的なものだった。しかし、我々は無理に売る必要はない。板倉は確実に計画に組み込まれていたので、我々の決定はこのようになった。板倉もこれに全く問題を感じていない。説明する必要があり、我々はそれを行なった。彼が必ず残ることは我々にとって明確だった」 またヴィルクスSDは「選手たちへの絶対的な信頼がある」と強調。「ボーフム戦で、それが正当化されることを示した。両センターバックと両サイドバックは非常に良いプレーをした」とチームのパフォーマンスに手応えを感じているようだ。