【写真蔵】フェラーリの新フラッグシップは、搭載エンジンを車名にした「ドーディチ チリンドリ」
自然吸気のV12エンジンをフロントミッドシップ搭載
2024年5月にマイアミでワールドプレミアされたフェラーリの新フラッグシップ、「ドーディチ チリンドリ(12 Cilindri)」が日本初上陸。そのディテールを写真で紹介しよう。 【写真はこちら】 その流麗なボディスタイルは、フラヴィオ・マンゾーニとフェラーリ スタイリングセンターのデザインチームが手がけたものだ。(全15枚)
812スーパーファストの後継モデルとして登場した、ドーディチ チリンドリ。車名はイタリア語で「12気筒」を意味し、その名のとおりフェラーリ伝統のV12エンジンを搭載したフラッグシップ 2シータークーペだ。 フロントミッドシップ搭載される最新進化版の6.5L V12エンジンは、830psの最高出力と678Nmの最大トルクを発生。最高回転数は9500rpmにまで引き上げられ、最大トルクの80%を2500rpmから発生する。これに8速DCTを組み合わせる。 流麗なエクステリアは、SF90から始まった新しいスタイルコードを採用し、クリーンなラインで構成されている。フロントマスクやリアセクションのブラックスクリーンも特徴的だ。車速に応じて可動するアクティブ エアロは、デザインを損なうことなく採用されている。 インテリアも最新のフェラーリ車と同様のデュアルコクピットを採用。長距離のドライブでも、ドライバーにもパッセンジャーにも優れた快適性を提供する。ガラスルーフと一流の素材が広々とした空間と開放感をさらに高めている。ディスプレイは中央とドライバー用に加えて、3つめをパッセンジャーの前に備えている。 なお、クーペのベルリネッタと同時にオープンのスパイダーも日本導入が発表されている。
フェラーリ 12チリンドリ 主要諸元
●全長×全幅×全高:4733×2176×1292mm ●ホイールベース:2700mm ●乾燥重量:1560kg(軽量オプション装備車) ●エンジン:65度V12 DOHC ●総排気量:6496cc ●最高出力:610kW(830ps)/9250rpm ●最大トルク:678Nm(69.1kgm)/7250rpm ●トランスミッション:8速DCT ●駆動方式:フロント縦置きトランスアクスルRWD ●燃料・タンク容量:プレミアム・92L ●最高速度:340km/h ●0→100km/h加速:2.9秒 ●0→200km/h加速:7.9秒 ●タイヤサイズ:前275/35R21、後315/35R21 ●車両価格(税込):5674万円~
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