猫の誤飲トラブル「診察が遅れるほど、助けられないケース」も 注意喚起の漫画に反響続出
猫じゃらしや毛糸など、猫は紐状のおもちゃが大好きです。一方、遊んでいるうちに紐が切れ、誤って飲み込んでしまう危険も。X(ツイッター)では、そんな猫じゃらしが原因の誤飲トラブルを描いた漫画が1.1万件の“いいね”を集めています。作者の卵山玉子(@tongarirooms)さんに詳しいお話を伺いました。 【漫画】楽しいおもちゃが命の危険につながることも! 猫の誤飲トラブルを描いた漫画 実際の投稿 ◇ ◇ ◇
おもちゃの猫じゃらしをうっかり片づけ忘れてしまったら…
漫画家の卵山さんは、個性豊かな猫の「トンちゃん」「シノさん」「たねお」と新入り猫の「ビッケ」と「ダテちゃん」の5匹と生活。猫たちとのほのぼのした日常を描いたコミックエッセイ「うちの猫がまた変なことしてる。」(KADOKAWA刊)が7巻まで発売され人気を博しています。また、猫とごはんをテーマにした漫画「ねこの手キッチン」もCREA Webにて連載中です。 今回話題になった作品は、猫じゃらしの紐を飲み込んでしまった愛猫の誤飲トラブルを描いたものです。愛猫が楽しく遊んでくれる一方、紐状のおもちゃには誤飲の危険性があることを知った卵山さん。そのため、猫じゃらしなどの保管にはしっかり注意していたのですが……。 ある日の夜、卵山さんはテーブルの上にうっかり猫じゃらしを置き忘れてしまいます。翌朝、猫じゃらしの紐がなくなっていることに気づき、必死に家中を探しますが見当たりません。紐の誤飲は胃を傷つけるほか、腸閉塞を起こすなど命の危険もあることから一刻を争う事態と考え、かかりつけの動物病院へ駆け込みました。 誤飲の可能性のあるトンちゃんとシノさんを診察してもらいましたが、レントゲンに紐は写りませんでした。獣医師からアドバイスをもらい、不安なまま帰宅して1時間。なんと、愛猫の排泄物からバラバラになった合計40センチの紐が……。卵山さんは、ほっと胸を撫で下ろすのでした。 漫画は1.2万件の“いいね”を集めて話題になりました。「うちも140センチのリボンを誤飲」「買ってきた鶏の丸焼きの紐をゴミ箱に捨てたらゴミ箱を漁られ誤飲」「パーカーから抜いた紐で遊んでて飲み込んじゃって開腹手術にさせてしまいました」など、同じ体験をした人からたくさんの声が寄せられています。