阪神・才木浩人が六回に初安打を許す 岡田彰布監督は才木を〝アシスト〟しようとベンチを立つ
(セ・リーグ、広島-阪神、11回戦、2日、マツダ)五回まで広島打線を相手に無安打無失点投球を続けていた阪神・才木浩人投手(25)が、六回先頭で広島・会沢翼捕手(36)に初安打となる右前打を許した。 【写真】一緒にラーメンを食べる阪神・才木浩人と大竹耕太郎 打線の援護がなく中盤まで0-0でゲームが進んだが、六回先頭の会沢にカウント1-1から右前へ運ばれた。だが、続く森下が犠打を試みたところで、処理した才木は二塁送球を選択。見事に封殺し、1死一塁としてみせた。 広島・新井監督が二塁アウトの判定についてリクエストを行ったが、判定は変わらず。その後、三塁側ベンチから出た阪神・岡田監督も審判員の元へ。才木が二塁を封殺した際に、一走・会沢のスライディングした足が遊撃・小幡にかかり一塁送球を妨げたのではないかという確認を行ったもようで、数分にわたって話し込んだ。 そのまま1死一塁で試合再開となり、才木は2死一、二塁とピンチを背負ったが、上本を三ゴロに封じてこの回のピンチもしのいでみせた。