父の愛人問題をきっかけに、揺らぐ家族の日常――宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずが四姉妹 是枝裕和監督「阿修羅のごとく」場面写真
名脚本家、向田邦子の最高傑作と評されるドラマを、是枝裕和の監督・脚色でリメイク、物語の中心となる四姉妹を、宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずが演じるNetflixシリーズ「阿修羅のごとく」の場面写真9点が公開された。 【フォトギャラリー】「阿修羅のごとく」の場面写真9点 新人時代に向田とともに仕事をしたプロデューサー八木康夫が企画した本シリーズは、幸せそうに見えた四姉妹に、突如訪れた家族の不穏から、四人が阿修羅のように、ときに争い、ときに笑い、そしてそれぞれが、本当の幸せに向き合っていく現代版ホームドラマだ。四姉妹の他、本木雅弘、松田龍平、藤原季節、内野聖陽、國村隼、松坂慶子ら超豪華キャスト陣が共演する。 このほど公開となった場面写真は、物語の軸となる竹沢家の四姉妹ならびに父・恒太郎(國村隼)、母・ふじ(松坂慶子)、そして彼女たちを取り巻く個性豊かな男たちを捉えたもの。何かを言いたげな四姉妹の表情が印象的なメインカットとあわせ、勤め先の料亭の主人・貞治(内野聖陽)と逢瀬を重ねる長女・綱子(宮沢りえ)や、夫・鷹男(本木雅弘)とその部下(瀧内公美)の不倫関係を怪しむ緊迫感漂う次女・巻子(尾野真千子)の姿、父の愛人問題を調べる為依頼した興信所の調査員・勝又(松田龍平)と見つめ合う三女・滝子(蒼井優)、恋人のボクサー・陣内(藤原季節)を献身的に支えつつもどこが物憂げな表情を魅せる四女・咲子(広瀬すず)と、恋愛観も生き方も異なる彼女たちの四者四様の姿が切り取られている。 さらに、病床に臥す母・ふじを切なげに見つめる父・恒太郎の姿をはじめ、束の間の母娘のシーン、また次女・巻子の暮らす里美家の家族写真、燃え盛る炎を見つめる三女・滝子と勝又の2ショットなど、それぞれのキャラクターが抱える本音と建前が見え隠れする写真から、女たちが抱える阿修羅のような壮絶な人間ドラマに期待が膨らむ。 Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」は来年2025年1月9日独占配信スタート。