前知事の失職に伴う兵庫県知事選が１０月３１日に告示されました。これまでに過去最多となる７人が立候補を届け出ています。（※３１日正午時点） 　職員へのパワハラ疑惑などを告発された斎藤元彦前知事が、県議会で不信任決議を可決され失職したことに伴う兵庫県知事選。３１日に告示され、投開票は１１月１７日に行われます。 　これまでに立候補を届け出たのは過去最多の７人で、３１日午前、神戸市内で「第一声」を行いました。 　（元参院議員　清水貴之氏　５０）「この混乱をなんとかする、これが今回の選挙戦の一番大きな争点だと思っています。兵庫県の混乱をまずはしっかり立て直していく、正常化していく、そして兵庫県をさらに輝かせていく」 　（前尼崎市長　稲村和美氏　５２）「県庁をしっかり仕事ができる県庁に。職員が本来の力を発揮できる県庁に回復させる。信頼のもとで仕事のできる風通しの良い県庁にしていく」 　（前兵庫県知事　斎藤元彦氏　４７）「反省すべきは反省し、そして改めるべきことはしっかり改めていく。自分を見つめ直して、いい県政を必ず実現させていく、これが私の思いです」 　（共産党推薦・医師　大澤芳清氏　６１）「県民にとって何が必要かを考え、自由に話し合える組織作りがいま県庁に求められています。混乱を正して、県政を正常化します」 　（会社社長　福本繁幸氏　５８）「私は個人的に人の批判をしないというのを基本にしています。県政が悪い方向に行っていたとしたら、それは修正すればいいことです。正しい方向にもっていく」 　（政治団体党首　立花孝志氏　５７）「『斎藤（前知事）は悪いやつだ』と思いこまされているんです。これは守りにいかなあかん、助太刀しにいかないといけない。すごく変則的ですが、当選を目的としない選挙に今回はのぞませていただいています」 　（会社社長　木島洋嗣氏　４９）「斎藤さんの改革路線は完全に継続します。職員の方とのコミュニケーションとか、こういったところは改良する点がありますけど、政策面については私は完全に継続したいと思っています」 　県政の立て直しなどが主な争点となる今回の選挙戦。立候補の受け付けは午後５時まで行われ、１７日間の選挙戦が始まります。