<マル秘の密子さん>福原遥のダークヒロインぶりに「推せる」の声 サスペンス&サクセスストーリーが融合する本作、ここまで3話を振り返り
福原遥が、日テレ系連続ドラマ初主演で謎に包まれた“トータルコーディネーター” 本宮密子を演じる、全てが謎に包まれた“マル秘”ドラマ「マル秘の密子さん」(日本テレビ系)。8月3日(土)に4話が放送予定で、今ならTVerで1話~3話が無料配信中。まだ放送に追いつけるこのタイミングで、「マル秘の密子さん」を振り返ってみよう。 【写真】妖しさを醸しだす…ダークヒロインな福原遥“密子” ■第1話あらすじ 「あなたが変われば、世界は変わる」ファッション、メーク、メンタル…ありとあらゆることをサポートし、どんな依頼もかなえるトータルコーディネーター・本宮密子。目的のためなら手段をいとわず、依頼者を必ず成功に導く密子は、果たして天使か、悪魔か。謎多き密子が新たにコーディネートする相手は、ある日突然、平凡なシングルマザーから大企業の大株主になってしまった今井夏(松雪泰子)。 ダマされやすくてお人よし。夫にも逃げられ、女手一つで長男・智(清水尋也)と長女・彩(吉柳咲良)を育ててきた夏。介護士として働く夏は、半年前、火事の現場で倒れていた『九条開発』の社長・九条謙一(神保悟志)を助けたことから謙一に気に入られ、退院後のケアも担当していたが、付きっきりの介護もむなしく謙一は急逝してしまう。すると信じられないことに、謙一の遺言により、謙一が保有する『九条開発』の株式すべてを夏が譲り受けることになってしまった。 しかし、『九条開発』は代々同族経営が続く大企業。本当に自分たちが株をもらっていいものか、降って湧いた話に今井家一同は困惑するが…そんな今井家に密子がやって来る。「九条謙一さまから依頼されて参りました。トータルコーディネーターの本宮密子と申します」。生前の謙一から、万が一のときには今井家を支えるよう頼まれていたという密子は、家に上がるなり、「インテリアの交通渋滞」と毒づいて部屋を片付け始める。突然現れた得体の知れない密子に、今井家はさらに戸惑う。 そんな中、『九条開発』の新社長の座を争う長男・遥人(上杉柊平)と長女・玲香(志田彩良)が、株を奪い返すため、夏に取引を持ち掛けてくる。うまく言いくるめられてしまう夏は、株を返そうとするが…。 九条家の魔の手から夏を守り、さらには夏を『九条開発』の新社長に押し上げようとする密子。謎多きトータルコーディネーターと不運続きのシングルマザーが仕掛ける大変身劇の行方は。 サクセスストーリーなのか、サスペンスなのか、秘密のベールに包まれていた本作。初回は、密子が変身させた少女が九条開発の専務の娘で、その専務が夏の支持をするという展開が描かれた。福原演じる主人公が二面性ある笑顔を見せるミステリアスさが話題となり、SNSには「今までにないブラックな印象」「最後のダーク遥ちゃんびっくりした」「ダークヒロイン似合ってる」「ダークな福原遥推せる」というコメントが寄せられていた。 ■第2話あらすじ どんな依頼もかなえるトータルコーディネーター・密子のサポートで、平凡な人生を送ってきたシングルマザー・夏は大胆にも大企業『九条開発』の次期社長に立候補。九条家の長男・遥人、長女・玲香と新社長の座を争うことになった夏は「もしかして私、とんでもないことをしてしまったんじゃ…」と、今更ながら事の大きさに気付いて戦々恐々…。会長の五十鈴(小柳ルミ子)は、1カ月後に開かれる役員会議で次期社長を決めるという。 夏の不安をよそに、目的のためなら手段を選ばない密子は、自分の素性を嗅ぎ回る秘書・千秋(桜井日奈子)の弱みを握り、スパイとして遥人の動きを報告しろと要求。「何が目的か知らないけど、用が済んだらあんたを殺してやるから」と敵意をむき出しにする千秋に、密子は笑みをたたえて「その意気です」と言う。 社内では、“次期社長に立候補した身の程知らずの女がいる”と夏の話題で持ち切り。総務部で働く智は、恥ずかしさのあまり夏の息子であることを隠そうとするが、上司の森山(小久保寿人)にバレてしまう。一躍社長候補となった夏に豪華な役員室が与えられる一方で、九条家の遠縁でもある森山に目を付けられてしまった智は、社内の“墓場”と呼ばれる地下倉庫での雑用を命じられ…。 そんな中、亡くなった前社長・謙一が進めていたプロジェクトの復活を目指す密子と夏は、プロジェクトが取りやめになった理由を探り始める…。 次期社長争いに巻き込まれていく夏の陰で、パワハラに苦しむ智…。馬鹿にされても侮辱されても、波風立てまいとへつらう智に、密子が仕掛けるコーディネートは…?密子の意外な過去も徐々に明らかに。 2話では、相手の顔色ばかり伺う人生を送っていた智が密子の“コーディネート”で変身、覚醒した様子が描かれた。SNSには「死んだつもりで自分を変えるっていいな」「生まれ変わった智の言動にスカッとした」「智くんがどんどん変わっていく姿は爽快」など多くのコメントが寄せられていた。 ■第3話あらすじ 密子に助けられながら九条開発の次期社長になろうとする夏は、前社長が成し遂げられなかったプロジェクトの実現を目指すものの、建設業界のことは全く分からないし、慣れないヒールで靴擦れを起こすし、みんなをまとめるどころか社員たちの嘲笑の的に。そんな不器用な夏に、娘の彩も「お願いだから目立つようなことしないでよ」と冷ややかな目を向ける。広報部の契約社員から念願の正社員を目指す彩にとって、九条家を敵に回すことは大きなリスク。まして直属の上司である九条家の長女・玲香から睨まれるわけにいかないのだ。彩は密子に「母をそそのかすのはやめてほしい」とお願いするが…。 週末、玲香の主催で、名だたる投資家や実業家をもてなすパーティーが開かれることになった。次期社長候補として顔を売る絶好の機会だが、夏は招待されなかった。密子は「こちらはこちらなりに戦いましょう」と、前社長のプロジェクトに興味を示していた大手IT会社のカリスマ社長・奈良橋和美(山下容莉枝)との接触を図る。奈良橋の協力を得られれば、夏にとって大きな後ろ盾になるはずだが…。一方の彩は、玲香に気に入られるために密子たちの邪魔をしようとする。 そんな中、密子は、玲香のパーティーでお見合いをすることになった遥人から、秘密のコーディネートを頼まれる。 密子がまさかの裏切り?大事なパーティーで敵の遥人をコーディネート。さらに彩も九条家の味方をして…次期社長争いは予想外の展開へ。 第3話では密子が何者なのか、本当の目的は何なのかのヒントになりそうな逸話が明らかになった。さらに、ラストでは密子と五十鈴がつながっていたことが判明し、SNSには「え?どういうこと?」「まさかの会長が裏にいるの?」「まさかの繋がりがあった」「意味深すぎ」「五十鈴会長もかなり裏がありそうで気になる」というコメントが多く上がっていた。