<アンチヒーロー>毎回のようにサプライズ! 視聴者を驚かせた“逆転劇”を振り返る こんや最終回
◇糸井一家殺人事件の証拠動画は江越から伊達原の手に
12年前に千葉県の閑静な住宅街で糸井一家3人が惨殺された「糸井一家殺人事件」。犯人として逮捕されたのが糸井の同僚の志水で、2人は会社の金を横領し、その金を巡ってトラブルとなり、志水が糸井家に招かれた際に食事に硫酸タリウムを混入させて殺害したとされている。
明墨は、無罪判決を勝ち取った緋山に以前、盗撮した動画のデータを所持している元締めの江越(迫田孝也さん)の居場所をつかむよう指示していた。緋山が撮影した動画には死刑囚・志水が犯行時刻に公園でぬいぐるみを探している姿が映っていた。
第8話では、緋山の協力で江越が見つかり、明墨が接触。だが、すでに伊達原(野村萬斎さん)と江越はつながっており、データは伊達原の手に渡り破壊されていた。
江越(本名・後藤秀一)は表向きはエリートビジネスマンだが、裏では闇稼業の元締めをしており、SNSでは「迫田さんが案の定すぎて面白かった」「来ました!迫田さん!どんな裏切りを見せてくれるか待ってたよー!」「悪い迫田さんきたw」などと盛り上がった。
第9話では、証拠の動画が手に入らず、途方に暮れていた明墨らだったが、亡くなった元検事の桃瀬(吹石一恵さん)が残した手がかりから突破口を探す。
そんなとき、伊達原のところにパラリーガルの白木(大島優子さん)が事務所に保管してあったはずの緋山の殺人の証拠となる「血のついた作業服」を持ち込み、明墨が証拠隠滅ほう助罪の容疑で逮捕される。
SNSでは、「大島さんがまさかの裏切りなんて」「女の嫉妬、大島ーー! じゃなくて、白木!!」と驚きの声と共に、「ええーー!!大島ちゃん、裏切ってないと信じたい」「大島は二重スパイじゃないかなぁ」と話題になった。
さまざまな事件がつながり、最終回では、法廷で明墨と伊達原の因縁の対決が繰り広げられる。明墨たちはどのように“逆転”していくのか。最終回はまもなく始まる……。