【バレー】浜松・森木かれん「スパイカーに”打てよ!”と言えるくらい強気になりたい」、アンドラデ ・レイレライニ「自分のテンションを上げることも意識している」 Ⅴ2女子
●水上真悠子主将(アウトサイドヒッター) 今年に入って連勝が続いていたので、それを途切れさせたくないという気持ちがありました。熊本さんはすごく粘りのあるチームです。前回は勝っていますが、決して油断しないように戦おうと思って挑んだ試合でした。ストレートで勝つことができて良かったです。 ●早川京美選手(アウトサイドヒッター) 粘りのあるチームに対してどう打ち切っていくかというのがブレスの課題にもなっています。満足のいく結果ではないのですけれども、前回の対戦よりは打ち切ることができるようになったのかなと思いました。そこはひとつ成長かなと感じています。 ●森木かれん選手(セッター) 隣に同じです(笑) 気を緩めずにストレートで勝てたことが良かったと思います。 ーー水上主将に。新年から負けなし、6連勝(取材時)という結果に対しては? 水上:先週はフルセットをなんとか勝ち切ることができましたし、今日はストレート勝ち。誰か調子が悪い選手がいても、他の人がしっかりとカバーをしてチームとして戦えています。リーグ開幕時からすごく成長していると思います。 ーー勝ち続けている中でも見えている課題などは? 水上:連続失点を止められなくなる時がありますね。そこが課題かなと思います。スパイカーが走って切り込む、前衛でも後衛でも準備をして攻撃に参加することをさらに増やしていきたいと思っています。 ーー早川選手に。今年がルーキーイヤーです。自分のプレーの強みや特徴は? 早川:強みですか? うーん、強みが自分の中で見つからないというか…自信を持ってこれだって言えるものがないのですが、攻守ともに活躍できる選手を目指していますね。例えば林琴奈選手のような。身長がそこまで高くなくて攻撃でもレシーブでも活躍している選手。そういった選手になりたいと日々練習をしています。 ーーなかなかのテクニシャンと聞いていますが。 早川:(笑)そうですね…強打だけではなく苦しい場面でフェイントを使うとか、軟打を上手く使って相手を揺さぶることを高校時代に教わりました。今もそういった技術を濱田監督やコーチから教えていただいています。試合中で強打と軟打を使い分けていきたいですね。 ーーバックアタックを5本決めています(翌18日は7本)。バックアタックは得意? 早川:バックアタックはブレスに来て打つようになりました。今まではあまり打ったことがなかったので苦手意識はありましたが、セッターの森木さんとトスを合わせながらやっています。 試合を重ねるにつれて、得意というか攻撃の一つのパターンとして使えるようになってきたと思っています。 ーー森木選手に。早川選手を活かすためにどういうトスワークを考えている? 森木:(ブレスの選手は)高さもあるので、ここに絶対ぴったり持っていかなければ、というわけではないですね。もちろんコントロールする意識はありますが、上げておけば決めてくれるスパイカーがほとんどですし。 キョウミ(早川選手)はミドルを交えた攻撃が決まる選手だと思っているので、ミドルを絡ませながらと考えています。そこで得点が取れていると思います。 ーー前週のGSS東京戦(フルセットで辛勝)では少しトスで苦しんでいるようでした。何が上手く行かなかったのか、何を課題にして今日に臨んだのか? 森木:ミドルを使うことに関してGSS東京戦ではほとんどできてなかったと思っています。 やろうとしていた攻撃を一度封印していて「これを使えば切れる」ものが使えずにちょっと苦しくなりました。その状況でサーブレシーブが乱れてしまうと、オープン攻撃にならざるを得ず…。苦しい場面でもミドルを使えていたらと感じていました。 ーー大一番のJAぎふ戦はどういう気持ちで向き合っていきたい? 森木:連勝が続いてるので、それもプレッシャーになると思います。でも、そのプレッシャーを悪い方向に感じるのではなくて、みんなで力を合わせて勝ちたいですね。 まずサーブで攻めて、そこからのブロックでも点数が取れるように。今チームが取り組んでいることにこだわりを持って向き合えば、勝てると思います。そこを意識しながらやっていきたいなと思います。
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