【韓国ドラマ】イム・シワンが型破りな国税徴収官を好演!絶対見るべきスリル満点傑作ドラマ
次々と成果をあげるドンジュの本当の狙いは、脱税者と国税庁幹部たちの癒着を暴き、不正を告発し交通事故で他界した父の死の真相を突き止めること。 そんな彼の最大の敵となるのが、中央地方国税庁長で本庁長官の座を狙うイン・テジュン。演じるのは、『梨泰院クラス』のセロイのお父さんでおなじみのソン・ヒョンジュです。『梨泰院クラス』では温かくて優しいお父さん、主演ドラマ『模範刑事』では人情派刑事を演じるなど親近感のあるキャラクターでお茶の間から愛されていますが、本作のソン・ヒョンジュは冷たい眼差しと威圧感を放ち、セロイのお父さんはどこへ行ってしまったの状態に(作品が違うので当たり前ですが)。国税庁の隠れたラスボスとして作品にピリッとした緊張感を与えるソン・ヒョンジュの存在感に圧倒されます。 脱税者と癒着しているテジュンの部下の幹部たちを追い詰めていくドンジュと壁として立ちはだかるテジュン。欺くか欺かれるか、2人の頭脳戦は回を重ねていくごとに複雑になり、目が離せなくなります。
ドンジュに振り回されながらも、次第に団結していく租税5局のメンバーには、映画『グエムル-漢江の怪物-』の子役として知られ、『戦場のメロディ』でシワンと共演経験のあるコ・アソン、ベテラン俳優のパク・ヨンウらが出演。最初はドンジュのやり方に疑問を抱きながらも、徴収官としてのプライドを取り戻してドンジュの心強い味方となっていく租税5局のメンバーたちの活躍も見どころです。 特に、悲しい過去を抱えるソ・ヘヨン(コ・アソン)と仕事をしないことが生き残る最善の策だと思っているオ・ヨン課長(パク・ヨンウ)にはお互いも知らない意外な関係があり、それはドンジュの父とも繋がっていて……。ドンジュも予想していなかった衝撃の真相を、ぜひその目で確認してください。
難しい専門用語が出てきたり、権力闘争を繰り広げる複雑な人間関係が描かれたりと情報量が多い作品ではありますが、テンポよく展開していくので肩の力を抜いて楽しめること間違いなし。痛快さと緊張感が交差するストーリーが、日ごろのストレスを解消してくれるはずです!