メンタルヘルスに苦しんだアニシモワが休養からの復帰戦でパブリウチェンコワに勝利 [ASBクラシック/テニス]
メンタルヘルスに苦しんだアニシモワが休養からの復帰戦でパブリウチェンコワに勝利 [ASBクラシック/テニス]
2024年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「ASBクラシック」(WTA250/ニュージーランド・オークランド/1月1~7日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した22歳のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)がアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を7-5 6-4で倒し、昨年4月以来の復帰戦を勝利で飾った。 ~ASBクラシックで昨年4月以来の復帰戦を勝利で飾ったアニシモワ選手~ 4-5から3ゲームを連取して第1セットを先取したアニシモワは第2セット5-1から5-4まで追い上げられたが、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチで迎えた3度目のマッチポイントをものにして1時間55分で試合を締めくくった。 17歳だった2019年フレンチ・オープンで4強入りした実績を持つアニシモワはメンタルヘルスと燃え尽き症候群に苦しんでいることを明かして休養すると発表し、1回戦で敗れた昨年のマドリッド(WTA1000/クレーコート)を最後に公式戦でプレーしていなかった。 アニシモワは次のラウンドで、マグダレナ・フレッヒ(ポーランド)を6-0 3-6 6-4で破って勝ち上がった第5シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)と対戦する。 そのほかの試合では第3シードのレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)、第4シードのエマ・ナバロ(アメリカ)、第6シードのワン・シンユー(中国)、ワン・シユ(中国)、エリナ・アバネシアン(ロシア)、ディアン・パリー(フランス)が2回戦に駒を進めた。
テニスマガジン編集部