【立浪和義の「超野球論」】阪神・小野泰己選手のストレートの質
私が見た2勝目
小野には2ケタ勝利も期待できる潜在能力がある
阪神の小野泰己投手がキャンプから好調のようですね。富士大からドラフト2位で阪神に入った2年目の選手で、昨年は初登板から7連敗と苦しみ、最終的には2勝7敗と大きく負け越しました。ただ、決してすべての試合で悪い内容だったわけではなく、そもそも、何の期待もしていなければ、優勝争いもしたチームの中で、7連敗するまで投げさせなかったはずです。 私は、たまたま彼の2勝目、9月23日、神宮でのヤクルト戦のテレビ中継で解説をしたのですが、このときは5回無失点と完ぺきな内容。とても7連敗した投手には見えませんでした。 特に、いいなと思ったのは・・・
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週刊ベースボール