【DeNA】筒香嘉智の5年ぶり4番弾で2カード連続勝ち越し「僕が4番どうこうよりチームが勝ったことが一番」…先発したアンドレ・ジャクソンは6回1失点で2勝目
◆JERA セ・リーグ ヤクルト1―2DeNA(22日・神宮) DeNAは筒香が決勝打となる2ランを放ち、今季3号目をマーク。先発したジャクソンは6回6安打1失点と試合を作り、2勝目を挙げた。チームは連勝で2カード連続の勝ち越しを決め、借金は1に減った。 打った瞬間確信した。両軍無得点の4回1死一塁。相手先発・小沢の投じた141キロの直球を完璧に捉えた。右中間スタンドへ打球が達したのを確信すると主砲は拳を握りダイヤモンドを一周。右太もも裏の肉離れで離脱した牧に代わり19日の中日戦(横浜)から5年ぶりに4番に座った。4番での本塁打は2019年9月14日のヤクルト戦(横浜)以来となり「状態があまり良くない中で勝ちに貢献できてよかった。僕が4番どうこうより、チームが昨日も今日も勝ったことが一番です」と振り返った。 戸柱と初のバッテリーを組んだジャクソンは、力強い直球と多彩な変化球のコンビネーションを活かすため、初回に打者3人に全て直球勝負を仕掛けるなど大胆に攻めた。4回には二ゴロの間に1点を失ったが最少失点で抑え、三浦大輔監督は「かなりストライク先行でゾーンの中で勝負できていた。真っすぐでしっかりとファウルで押し込めて、カウント取れてるということが良かった」とねぎらいの言葉をかけた。
報知新聞社