【ボクシング】統一王者松田恵里「3団体統一王者に」IBF王者山中菫「負ける気はない」独で会見
プロボクシングWBA、WBO女子世界アトム級王者松田恵里(30=TEAM10COUNT)、IBF女子世界同級王者山中菫(22=真正)が21日、ドイツ開催のダブル世界戦に向けて記者会見に臨んだ。23日(日本時間24日)、ドイツ・ハイデルベルグのベルグガストホフ・ケーニヒシトゥールホテルで、松田はWBC世界同級王者ティナ・ルプレヒト(32=ドイツ)と3団体王座統一戦、山中はIBF同級4位ファビアナ・バイトイキ(26=チェコ)との初防衛戦を控え、対戦相手と対面を果たした。 松田は「今回ドイツで試合ができるということで関係者の皆様に感謝を申し上げると共に、3団体統一戦をティナ・ルプレヒト選手と争えること、とても嬉しく思います。必ず勝って3団体統一戦王者になります」と気合を入れ直した。所属ジムの鳥海純会長(50)は「松田恵里の名前を世界中に知らしめたい」と言葉に力をこめた。 また元WBO世界ミニマム級王者の兄竜也(29=真正)に続いて世界王者となり、日本初の兄妹世界王者となった山中は初防衛戦に向けて「今までの練習通りで試合に臨みます。負ける気はないので、絶対に勝ちます」と強気の姿勢。所属ジムの山下正人会長(62)は「今回、ドイツで試合をするのは初めてのこと。ドイツの方と試合をできる機会を作っていただけたので、今後そういう架け橋に我々がなれば良いなと思います」とあいさつしていた。 なお松田-ルプレヒト戦、山中-バイトイキ戦は24日午前3時間45分からU-NEXTで生中継される。