冨安健洋、故郷・福岡市の「こども病院」にプレイマット寄贈 こどもの日のプレゼント
サッカー日本代表の冨安健洋(25)=福岡市出身=が、福岡市立こども病院にプレイマットを寄贈した。 ■帰ってきたスター アビスパ佐藤凌我 厳選フォトギャラリー 同病院によると、5日の「こどもの日」に向け、冨安から「何かできることはありませんか」と打診があったという。病院内には、患者や家族が診察の合間に休憩できるスペース「ひだまりギャラリー」があり、子どもたちが体を動かすためのキッズエリアを設けている。その中のプレイマットが傷んでいることを伝えると、冨安が提供を申し出た。
キッズエリアは複数の乳幼児が同時に遊べる広さがある。同病院は、冨安からの寄贈があったことを伝える案内を掲示。「冨安選手、ありがとうございます」のメッセージを添えて、感謝の思いを伝えている。 J1福岡の下部組織出身の冨安は、2018年から欧州でプレーしており、現在はイングランド・アーセナルで活躍する。シーズンオフに帰国した際には同病院を訪問して子どもたちと交流したり、患者や医療従事者をJ1福岡の試合に招待する活動を続けている。同病院の担当者は「今回も子どもたちのためにご支援をいただき、大変感謝しています」と喜んだ。(松田達也)
西日本新聞社