約1億9千万円のオープントップG 63登場!Refined Marques(リファインド マルケス)のメルセデスAMG G 63カブリオレとは?
新型ではリアの足元スペースが大幅に拡大され、乗降性も大幅に向上した。オリジナルのドアが2枚しかないのに対し、リファインド マルクスの「G 63カブリオ」には、アル バクリーの息子が望んだように、小さなスーサイドドアが2枚追加されている。
新開発のファブリックルーフも改良され、走行中でも開閉できるようになった。限定生産シリーズの品質が少なくともメルセデスと同等であることが特に重要だった。この野心的なプロジェクトは成功したと言われており、アル バクリーは品質管理部門の元メルセデス従業員に完成車を披露したところ、何の文句も言われなかったとも明かしている。 そして、1年半の間に、アル バクリーは数人の顧客や友人にこの壮大なプロジェクトについて話し、その結果、1台限りの予定が20台の小さなシリーズになった。
1台120万ユーロ(約1億9千万円)
価格は120万ユーロ(約1億9千万円)といわれ、新車の「G 63」×約6台分に相当する。しかし、20台すべてがその間に売約済みになったと言われているため、その極端な高値が富裕層の顧客を抑止することはなかった。顧客のひとりはアメリカのスーパーモデルだという。
20台すべてが売約済み
最初の顧客車両は最近モナコで納車された。オーナーは「チャイナブルー」という色の塗装仕上げ、赤/青のレザーインテリア、それにマッチした赤のソフトトップを選んだ。ちなみに、リファインド マルケス(Refined Marques)は注文時に購入価格を2倍にするという申し出を受けたが、それを断ったと言われている。世界には必要ないが、一部の超富裕層にはどうしても欲しい車なのだ。
Jan Götze