「すごいことになった」珍鳥の群れ、石垣島に飛来 11月15日に22羽確認
国内での観察例が少ない珍鳥ミドリカラスモドキの群れが石垣島に飛来している。石垣島フィールドガイド「SeaBeans」の小林雅裕さん(50)が11月15日に22羽を確認した。 「こんなに多く集まったら恐怖さえ感じる」 ダイサギやチュウサギなど約400羽飛来 沖縄・名護市の海岸 10月20日に2羽、同月末に4羽を観察して以降、徐々に数が増えたという。 ミドリカラスモドキはムクドリ科で全長20センチほど。真っ赤な瞳が特徴で、成鳥は全身が緑がかった光沢のある黒色。インドからマレー半島、インドネシアの島々など広い範囲に分布する。 小林さんは「昨年は7羽の渡来でそれだけでも驚いた。さらに3倍に増えて再来した。すごいことになった」と声を弾ませた。(政経部・福元大輔)