町野修斗「タイミングも当て感も良かったけど…」。終了間際のチャンスを決められず悔しさを口に
ホルシュタイン・キールの町野修斗が、敗戦に終わったシュトゥットガルト戦を振り返った。 キールは26日、ブンデスリーガ第8節でシュトゥットガルトと対戦。町野修斗は前節に続きベンチスタートとなった。試合は立ち上がりからシュトゥットガルトにペースを握られると、19分にデニズ・ウンダフに決められて先制点を許してしまう。また、後半に入りエル・ビラルにもゴールを奪われてリードを2点に広げられてしまった。 ゲーム終盤は相手に退場者が出たこともあり、相手を押し込む時間が増えることに。すると、84分にアルミン・ギゴヴィッチが1点を返すことに成功した。だが、最後はキールにも退場者が生まれ、後半アディショナルタイムのチャンスも途中出場の町野のシュートが枠内に飛ばず。そのまま敗れ、8試合未勝利となった。 町野は相手に退場者が出た後の70分から出場。「タメを作ったり、局面を一本のパスで変えられる選手がいなかったので、僕がそういう役割をしようと思っていた」とする中で、巧みに動きながらチャンスをうかがった。 そして、迎えた後半アディショナルタイムには見事な動き出しでヘディングシュートを放つ場面を創出。しかし、完璧なシュートはわずかにゴール左へと外れた。「タイミングも当て感も良かったんですけど、あともう少しでした」と悔しさを明かしつつ、「簡単ではなかったけど、決められるチャンスではあった。そこはまた練習したい」と前を向いた。 ここまで8試合勝利なしと厳しい状況が続くが、アウェイまで駆けつけた人たちを含め「一切ブーイングとかせず、ホームでもそうですけど、常に応援してくれている」とサポーターへの感謝を口にした町野。ミッドウィークにはDFBポカールの試合が待つが、「早く勝ち点3をプレゼントしたい」と次戦での勝利を誓っていた。