秋田県北部で積雪増 年末年始雪害相次ぐ JR奥羽線・大館-弘前間影響続く
秋田朝日放送
年末年始の連休中も県内は雪による影響で除雪作業中の事故が相次いだほか、交通の乱れも続いています。 JRによりますと大雪の影響で多数の倒木が発生したため奥羽線は大館駅と青森県の弘前駅の間で先月31日の夜から運休や区間運休となっています。 これにより6日までで、あわせておよそ1万4千人の乗客に影響が出ているということです。 また、県内では積雪が増加した地域もあり除排雪作業中の事故も相次ぎました。 北秋田市では先月30日自宅倉庫の屋根の雪下ろしをしていた80歳の男性がおよそ8メートル下の道路に転落しました。 男性は命綱やヘルメットはつけておらず搬送先の病院で死亡しました。 このほかにも除雪作業中に転んだり除雪機の回転部分に手を巻き込まれたりして大けがをする事故が相次ぎました。 県警によりますと今シーズン除雪作業中の事故による死傷者は30人で昨シーズンの同じ時期と比べて2倍以上となっています。 作業はなるべく2人以上で行い、屋根の雪下ろしの際は命綱やヘルメットを装着するなど安全対策を徹底するよう呼びかけています。
秋田朝日放送